早漏の原因とは何でしょうか?
「早漏の原因はこれです!」と即座に答えることができましたか?
早漏を改善したい場合、早漏について調べることは当たり前だと思いますが、早漏薬だけの情報に目が行きがちになってはいませんか?
早漏薬は基本、国内で処方することはできず、早漏薬は製造会社からあなたの元へ直接送られてきます。
ですので、早漏を改善する為に、自分の状態を正確に把握して薬を使う必要があります。
日頃なじみ深い薬や、医者があなたの代りに診察して、あなたの状態にあった薬を処方してくれるのとでは訳が違います。
早漏の原因を知り、自分の状況を正しく理解することで土台が整い、正しく効率的な早漏改善を行なうことができます。
早漏の原因とは?
一般的に、射精が30秒~3分以内であると早漏と言われており、女性を満足させることができなければ早漏であるということも言われています。
また早漏になる原因や要因は人それぞれであり、いくつかの種類(過敏性、心因性、衰弱性)に分けることができています。
その早漏の原因によって効果的な早漏改善方法も変わってくるのです。
過敏性が原因の早漏
過敏性早漏とは、男性器である陰茎や亀頭付近の感覚が敏感になり過ぎて、意思とは関係なく射精してしまう早漏です。
この過敏性の早漏は、一般的に考える性的興奮から勃起して射精してしまうような脳を経由することなく、敏感な男性器からくる刺激を脊髄にある中枢が反応してしまい、自分の意思で制御することなく射精してしまうのです。
最近は10代~20代の若者層や、運動を良くする人にも見られるようになりました。
また、早漏の男性には包茎であるケースが多いです。
包茎の場合は、勃起時以外の日常時は皮が被さり、刺激を受けない状態になっていることで、亀頭周辺が刺激に弱くこの過敏性早漏になり易いと言われています。
この場合、包茎手術を受けてることが早漏改善の効果的な方法だと言われていますが、包茎手術を行ない亀頭をむき出しにできても、亀頭は敏感なままなので早漏を改善したとは言えず、包茎と刺激の弱さは別問題であると考えるべきです。
結局、亀頭を刺激から強くするためのトレーニングを積む必要があります。
ですので、手術を受ける必要はなく、違う方法を試すことの方が、払うお金もリスクも減らせます。
他の原因として、早く気持ちよくなろうとする間違ったオナニーの癖が、身体から抜けず、早漏になる場合もあります。
◆過敏性早漏の原因◆
男性器やその付近が刺激に弱い←包茎である場合が多い。
間違ったオナニーによる癖←若者層に多い。
◆対処方法◆
早漏治療薬(塗り薬)←塗った所が麻痺して、刺激に対して鈍くなる。【>>早漏塗り薬】
いつもより厚めのコンドームを使う←刺激を感じにくくする
トレーニングを行なう←亀頭が刺激に強くなる【>>トレーニング方法】
心因性が原因の早漏
最近の研究で、早漏の原因の半数以上がこの心因性であるのではないかと言われるようになりました。
日頃のストレスやプレッシャー、緊張などが心因性の原因です
性的な妄想、セックスに関する妄想、パートナーに対する気持ちが強すぎたり、過度に興奮してしまい、弱い刺激でも射精してしまいます。
重篤な場合だと、外部からの刺激がないまま射精に至ってしまう状態です。
射精には自律神経との深いかかわりがあり、興奮や緊張時には交感神経の働きにより興奮しやすくなる事も、早漏になる原因の1つです。
▼自律神経について
落ち着きたい時にすることと言えば、深呼吸を思い浮かべるのではないのでしょうか?
誰に習ったのかもわからないくらい、深呼吸する事が心を落ち着かせることだと、私たちは自然に認識しています。
実際、理屈的にも正解であり、深呼吸することにより自律神経のバランスを調整していて、心を落ち着かすことができています。
しかし、自律神経とは無意識に働いているもので、基本この自律神経をコントロールすることはできません。
自分の意識で心臓や臓器の働きを止めることができないのと同じなのです。
自律神経は交感神経と副交感神経の真逆の働きをする2つの神経から形成されております。緊張やストレス、活動状態にある時は交感神経が優位に働き、休息や、リラックス状態にある時は副交感神経が優位に働きます。
シーソーを思い浮かべると分かりやすいでしょう。
無意識化の中で、自律神経がコントロールされているのですが、どちらか片方だけが優位な状態でいますと倦怠期や頭痛といった身体の不調をきたします。
自律神経のバランスが健康的な生活を続ける上で大事になってきます。
その為に、日頃からストレスや疲れを溜めないよう意識しましょう。
無意識化にある自律神経をコントロールする方法が呼吸法になります。
実は、呼吸を吐く際に副交感神経が強く働きくことが分かっています。
呼吸自体も無意識の内に行なっていますが、呼吸の深さや回数を意識することはできますので、無意識化の呼吸を意識的にコントロールする事が自律神経を調整することにつながるのです。
呼吸法は簡単であり、深呼吸と同じですが意識してほしいのは息を吐くときです
副交感神経が強く働く吐く動作を、吸う動作より長く行なうだけです。
他の原因として、自分が早漏であるという自覚症状から、早漏に悩み、人間関係に支障が生じたり、性行為を行なう時に、パートナーに負い目を感じて心理的苦痛を感じる状態でもあります。
上記のように、心因性が原因である早漏の男性は、身体的には何も問題がなく、精神面の問題が原因になっています。
実は、この心因性が原因の早漏は、性行為の数を重ねることで、気持ちに余裕がうまれるようになり早漏は改善するとも言われています。
しかし、気持ちに余裕が生まれるよりも、自分が早漏であることに不安や緊張、自分に自信が持てなく、早漏改善どころか早漏が悪化するという負のスパイラルに陥るケースが多々あります。
◆心因的早漏の原因◆
精神的なストレスやプレッシャー緊張←性行為の経験不足やトラウマから
自律神経のみだれ
衰弱性が原因の早漏
衰弱性が原因の早漏は、加齢や筋力の衰えによって引き起こされます。
歳をとることで、射精をコントロールする射精閉鎖筋という筋肉が衰え、早漏になってしまいます。
筋力の衰えが大きな問題になりますので、40~50代の中年男性に多く現れています。
上記の二つの早漏のように、完全に射精してしまうケースではなく、我慢しているのだが完全に精液を遮断する事ができずに、ちょび漏れ状態にしまいます。
一日中デスクワークをしている男性、あまり運動をしない男性にも見られる早漏にもなります。
また、衰弱性の早漏は薬で筋肉の衰えになりますので、早漏薬を使わずに改善することも可能ではあります。
射精管閉鎖筋の劣えは、その周りにあるPC筋を鍛えることが効率的な方法です。
肛門を緩めたり閉めたりするだけで十分鍛えることができます。
難しい筋トレなどをするのではなく、使わなくなって衰えた筋肉を、普段通り使い普通に戻すイメージでもいいでしょう。
◆衰弱性早漏の原因◆
加齢
筋力の低下
◆対処方法◆
PC筋の筋トレ
まとめ
早漏をひとくくりにしても、原因がそれぞれ異なります。
それにより、改善方法も異なることから、自分の早漏がどの原因かを確認することが重要になります。
そして、自分の状態を知ることで、より早く効率的な早漏改善につなげることができます。